
今回は今季からFASCINATE KYOTOにて新たに取扱を開始した MASU-エムエーエスユー をご紹介いたします。
キャップやバックなど発売と同時に売り切れるものがあるほど、若い世代を中心に絶大な人気を誇っているブランド"MASU-エムエーエスユー"
ヴィンテージやミリタリーウェアからインスピレーションを得たデザインや、テーラードをベースとしたジャケットやスラックスなどヴィンテージをそのまま再現するのではなく視点を変えて現代風に再構築したアイテムをリリースしています。
MASU(エムエーエスユー)とは?

MASU(エムエーエスユー)は、OEMやブランド事業を行うSOHKI(ソウキ)が2017年春夏に立ち上げたメンズブランドです。2018年には、現在のデザイナーである後藤愼平氏が就任し、ブランド名も現在の「MASU」に改められました。
MASUのブランドコンセプトは、日本語の丁寧語「ます」に由来しています。日常で何気なく使われる「ます」という言葉のように、普遍的な価値を持つアイテムを提案しているのです。
今、最も勢いのあるブランドの一つとして注目を集めているMASUは、東京都と繊維ファッション産学協議会が主催するファッションコンペティション「FASHION PRIZE OF TOKYO 2024」でグランプリを受賞しました。
そして、FASHION PRIZE OF TOKYOのサポートのもと、2024年秋冬にはパリコレクションに参加し、日本国内のみならず、世界中から熱い視線を集めています。
デザイナーの紹介

デザイナーの後藤愼平氏は、愛知県名古屋市で生まれ育ちました。中学生時代にLevi's 501に魅了され、ファッションの世界に興味を持った後藤氏は、古着や70年代のヴィンテージファッションを好み、ヴィンテージショップのLAILA(ライラ)でアルバイトをしていました。
高校卒業後は文化服飾学院に進学し、縫い代やステッチ幅など、服作りの基礎を徹底的に学びました。
そして、その技術を活かし、LAILAではお直しやリメイクも手がけていたのです。
文化服飾学院卒業後は、そのままLAILAに就職し、同社のオリジナルブランドSEVEN BY SEVEN(セブン バイ セブン)の立ち上げに参加しました。企画や生産管理として4年間、ブランドを支えた後、知人の紹介でSOHKIにデザイナーとして入社し、MASUのリブランディングを成功させました。
ブランドの特徴
MASU(エムエーエスユー)は、シーズンごとにテーマを設け、コレクションを発表しています。
驚くべきことに、同じデザイナーが手がけているとは思えないほど、シーズンによってテイストが大きく変化します。

例えば、2024年春夏のテーマは「because I believe in myself」。
いわゆる「ガーリー」テイストで、ピンクやミントグリーン、ライトパープルといったパステルカラーが目を引くコレクションでした。

一方、2024年秋冬のテーマは「falling rain said yes to the boy」。
黒を基調とし、素材で陰影を表現した、重厚感のあるコレクションを発表しました。
このように、1シーズン変わるだけで全く印象が変わるのも、MASUの魅力の一つです。
MASUの魅力は、デザイン性だけにとどまりません。
着心地や体のシルエットまで計算され尽くした丁寧な服作りも、MASUの大きな特徴です。
さらに、MASUは、他ブランドとのコラボレーションも積極的に行っています。
これまでに、WILDSIDE YOHJI YAMAMOTO、EPT、SUBU、そしてTHE ROLLING STONESなど、様々なブランドやアーティストとのコラボレーションを発表してきました。
2025年春夏シーズンでは、VANやEPTとのコラボレーションが発表されています。

中でも、特に有名なコラボレーションアイテムは、THE ROLLING STONESとのコラボレーションでしょう。
2022年秋冬コレクションで発表されたTHE ROLLING STONESとのコラボレーションアイテムは、ブランドのシグネチャーデザインであるポップコーン加工に、誰もが知るアイコニックな“Lips and Tongue”ロゴを施した、MASUらしいアヴァンギャルドなデザインです。
モデルには、90年代~00年代のカルチャーに影響を受けて育った高橋ららを起用し、THE ROLLING STONESの世界観を見事に表現しています。
MASU代表アイテム

・バギーデニム
MASU-エムエーエスユーのアイテムを語る上で欠かせないのはやはりMASU BOYSでしょう。
MASU BOYSラインのアイテムは、ゆったりとしたシルエットが多く、リラックス感のあるデザインが特徴で、ワイドなバギーシルエットや、少しルーズなフレアシルエットのデニムパンツ、ゆったりとしたバランスのウェスタンシャツなど、様々な素材を使用したアイテムが展開されています。
MASU BOYSが名付けられたアイテムの中でも特に人気なのがバギーデニムです。
古き良きヴィンテージの要素を踏襲しながらも、MASUらしいオリジナリティ溢れるディテールやシルエットにアップデートされているのが特徴です。

今シーズンは、通常のバギーデニムに加え、レーザーブリーチによって天使の羽根が舞い散るグラフィックが施されたアイテムも登場しています。

・ポップコーンシリーズ
次に紹介するのは、「ポップコーンシリーズ」です。
元来、女性向けのデザインであったポップコーン・トップスですが、そんな先入観への疑いから生まれたのが、MASUのポップコーンシリーズです。
手絞りと熱による形状記憶加工によって形成された、ユニークな質感が特徴です。

トップスだけでなく、ジャケットやバッグにも施されており、まさにブランドを代表するアイテムと言えるでしょう。
伸縮性が高い素材のため、幅広い体型の方が着用できるのも魅力です。近年注目されているジェンダーレスなアイテムとしても、ぜひ注目してみてください。

・ケーキバック
そして、今季新たにリリースされた「ケーキバッグ」も、MASUを語る上で欠かせないアイテムです。
発売日に完売するほどの人気ぶりで、その名の通りケーキボックス型のレザーバッグです。
ケーキの箱を持つとき、多くの人が幸福な気持ちを抱くという体験から着想を得て、このバッグは誕生しました。
ショルダー部分はチェーンでできており、2025年春夏シーズンではスタッズベルトにアップデートされています。
2025年春夏シーズンもリリースされることから、今後MASUの定番アイテムになることが期待されます。
25SSコレクションについて

2025年春夏コレクションは、MASUにとって初めてパリで開催されたコレクションです。
「FASHION PRIZE OF TOKYO 2024」でグランプリを受賞したMASUは、FASHION PRIZE OF TOKYOのサポートのもと、パリでコレクションを発表しました。
テーマは「grayish tale」。
トラッドなアイビールックをベースにしたコレクションは、1950年代にアメリカで生まれた、アメリカの名門大学8校で構成されたアイビーリーグの学生スタイルに由来しています。
スポーティーながらもシンプルなスタイルは、現代においても一つのファッションスタイルとして確立されており、チノパンや紺ブレなどが代表的なアイテムです。
MASUは、そんなアイビールックを独自の視点から解釈し、ボーダーやブレザー、アーガイルチェックなど、アイビーを代表するデザインを現代的なパターンに落とし込みました。
プリーツや汚れ加工などと共存させた、MASUらしい独創的な作品に仕上がっています。

中でも特徴的なアイテムは、VAN(ヴァン)とのコラボレーションアイテムです。
1950年代よりアメリカンカルチャーを取り入れたアイテムをリリースし、日本にアメリカントラディショナルを浸透させたブランドであるVANとのコラボレーションは、紙袋のようなハンドバッグです。
表面に加工が施されているものもあり、MASUらしいインパクトのあるデザインになっています。

25SSのMASU BOYSではパーカーとデニムのセットアップもリリースされます。
全4色の展開となっており、シンプルながら流行の短丈仕様で今までリリースされたMASU-エムエーエスユーのパンツとの相性も抜群です。
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