
言わずと知れた日本が世界に誇るファッション界の巨匠・山本耀司によるプレタポルテブランド Yohji Yamamoto POUR HOMME(ヨウジヤマモト プールオム) から、2025年春夏シーズンの最新コレクションで展開されたロングブラウスをご紹介します。
本記事では、2025SSコレクションの特徴も深掘りしながら、ロングブラウスの魅力やサイズ感、コーデ例に至るまで徹底解説。
オンラインストアはもちろん、大阪・京都の実店舗でも購入可能ですので、どちらの方法で入手したい方にも役立つ情報をまとめました。
ぜひ最後までご覧ください。
- 1 : Yohji Yamamoto POUR HOMME 2025SS コレクションについて
- 2 : アイテム紹介:Handwritten Print Long Blouse
- 3 : どのような人におすすめか
- 4 : コーディネート例 3選 ― ロングブラウスをどう着こなす?
- 5 : スタイリングを組む時の4つのおすすめポイント
- 6 : 購入前のQ&A ― よくある疑問を解消
- 7 : EC&店舗案内:Yohji Yamamoto POUR HOMMEの取り扱い情報
- 8 : まとめ ― 「ロングブラウス」でYohjiの世界を纏う
- 9 : 今回紹介した商品の一覧はこちら
- 10 : Yohji Yamamoto POUR HOMME の商品一覧はこちら
Yohji Yamamoto POUR HOMME 2025SS コレクションについて

2025年SSのYohji Yamamoto POUR HOMMEは、ブランドを象徴する「黒の美学」をベースにしながら、「軽やかさ」と「芸術的自由」をキーワードに掲げました。最新の気候変動や社会情勢への応答として、「猛暑でも快適に過ごせる服」「内省的でありながら、芸術的な表現力を秘めたデザイン」が目立ったのが特徴です。
今季は特に「collage to drawing」がテーマとして大きく打ち出され、手描き風プリントや抽象的な筆致を活かしたグラフィックが多くのアイテムに施されています。また、黒を基調としながらも、モノクロームだけにとどまらず、部分的な柄やメッセージ性の強いプリントを活かしたアンチファッションの姿勢を改めて示したシーズンでもあります。
その中でも本記事で紹介するロングブラウス 「Handwritten Print Long Blouse」は、ジェンダーの垣根を超えたネーミングや、薄手素材を用いた裏地なし設計、そして山本耀司本人の手描きプリントを大胆に落とし込んだコレクションを象徴するピースのひとつです。
詳しくは次のアイテム紹介でご紹介します。
アイテム紹介:Handwritten Print Long Blouse
メインアイテムの全体像
今回のメインアイテムである「Handwritten Print Long Blouse(品番: HP-B96-605)」は、Yohji Yamamoto POUR HOMME 2025SSコレクションを象徴するロングシャツ。
メンズラインながらあえて「ブラウス」と名づけることで、ジェンダーの垣根を超えたアイテムに。オーバーサイズのゆったりシルエットや、薄手素材によるエアリー感が際立ち、春夏シーズンの猛暑を快適に乗り切れるデザインとなっています。
最大の特徴:手書きプリント

このロングブラウスの最大の魅力は、「Handwritten Print」と呼ばれる特別なプリント手法にあります。デザイナー山本耀司本人によるスケッチやメッセージをベースに、手作業でプリントを施しているため、インクのかすれや滲み、線の強弱など、各アイテムごとに微妙な表情の違いが楽しめます。
これは大量生産品とは一線を画すアンチファッションの精神を体現し、コレクションのテーマである「collage to drawing」を如実に表現。
既成概念に囚われない芸術的なエネルギーが感じ取れる一着となっています。
素材へのこだわり:C/Ny JERSEY B
生地は綿77%・ナイロン23%の混紡素材「C/Ny JERSEY B」を採用。一般的なジャージーのイメージとは異なり、平織りによる程よいハリと透け感のある軽やかな風合いを両立しています。
特にナイロンをブレンドすることで、綿100%のシャツよりも軽量かつドレープ性に優れ、暑い季節にもストレスフリーな着心地を実現。オーバーサイズでも重たく見えない「エアリーな透明感」が、ロングブラウスの魅力を引き立てます。
ロングブラウスのフォルムとディテール

着丈は非常に長めの設計。身体のラインを拾わず、ドロップショルダーと相まって適度にルーズなフォルムを作り出します。
シンプルに見える分、ポケットの配置やボタン前立ての仕様など、小さなディテールが施されています。
裏地を排した軽量構造で、真夏でも涼しさをキープ。山本耀司の考える「身体を締め付けない服作り」が細部まで反映されています。
この一着に込められたメッセージ
「Handwritten Print Long Blouse」は、Yohji Yamamoto POUR HOMMEの伝統である「黒の美学」をベースにしつつ、デザイナー自身の“今ここにある想い”を直接反映したグラフィックによって、パーソナルかつ芸術的な要素を強く打ち出しています。
ファッションを超えたアートピースとしての側面を持ち、着る人に対し「既成概念に縛られず、自分らしい着こなしを楽しんでほしい」というメッセージを送る一着に仕上がっています。
スタッフコメント:
「デザイナー本人のスケッチやメッセージをプリントしたデザインが魅力。
アートピースのようなブラウスはあまり見かけなくて希少。
ハリと透け感のある軽やかな風合いの素材なので、春夏の季節にぴったり。
一着でもブランドの世界観をより濃く表現できるのがうれしいポイント。」
どのような人におすすめか

山本耀司のアイテムは敷居が高そう、というイメージを持たれることもありますが、このロングブラウスは以下のような方々におすすめです。
- ジェンダーレスなファッションに興味がある人
- モード系やアヴァンギャルドなスタイルが好きな人
- 黒やモノトーンでまとめるコーデが多いが、他人とは違う個性をプラスしたい人
- 春夏に向けて涼しく、かつ独創的なアイテムを探している人
- Yohji Yamamotoの“アンチファッション”精神や手書きプリントに共感する人
従来のメンズシャツにはない「ブラウス」としてのエアリー感、オーバーサイズ特有の体型カバー効果、そして個性を際立たせるプリント。着る人を選ぶかのようでいて、実は普段のコーデに1枚取り入れるだけで、全体の雰囲気を一気に格上げしてくれる万能性を秘めています。
コーディネート例 3選 ― ロングブラウスをどう着こなす?
ここではロングブラウスを中心としたコーディネートを3選ご紹介します。
ぜひ、参考にしてみてください。
ロングシャツの魅力を体現したスプリングスタイル
まず初めにご紹介するのは、ゆったりとしたシルエットのパンツを合わせることで、ブランド特有の優美な雰囲気と動きのあるシルエットを引き出したスプリングスタイル。
軽やかな素材感が、春の季節に心地よい抜け感をプラスしつつ、全身を上品にまとめ上げます。
足元にはレザーのブーツを取り入れ、ほどよい重厚感とモードな表情を添えることで、ロングシャツの存在感をより一層引き立てるコーディネートに仕上げました。
春の季節に、幅広い方にオススメしたいスプリングスタイルとなっています。
洗練されたモード感が漂うベストスタイル
次にご紹介するのは、随所にスリットのようにパネルを裁断し、裏地を見せたデザインが魅力のベストをレイヤードすることで、“洗練されたモード感”を際立たせたベストスタイル。
ロングブラウスとベストのレイヤード感がより一層ブランドの魅力を纏っています。
ゆったりとしたフォルムのパンツは、シャープなベストとのコントラストが印象的で、全体に緩急のある美しいシルエットを演出。
また、小物として加えるドレープが美しいバックが全体のアクセントとなり、ブランドの世界観を存分に楽しめるベストスタイルに仕上げました。
インナーを合わせた魅力溢れるアウタースタイル
最後にご紹介するのは、ロングブラウスをアウターライクに羽織り、シンプルなTシャツをインナーとして合わせることで奥行きのあるレイヤードを楽しめるスタイル。
ゆったりとしたシルエットながらも無駄のないラインが、パンツとの組み合わせで軽やかなニュアンスを生み出しています。
足元にはレザーブーツを取り入れ、さらにレザーのバックをプラスすることで、統一感のあるモードな雰囲気に仕上がっています。
また、アイウェアをアクセントとして添えることで、個性が際立ち、一段と魅力溢れるコーディネートとなっています。
気温で体温調整が可能な点もポイント。
スタイリングを組む時の4つのおすすめポイント
レイヤードで差をつける
ロング丈はレイヤードに最適。ジャケットやベストを合わせるとブラウスの魅力がより一層際立ちます。秋冬ならニットやコートのインナー使いで、裾の動きを見せるのも◎。
色のバランスを意識
プリントが主張するため、基本はモノトーンでまとめるとコーディネート全体が洗練されます。アクセサリーや小物で、ブラウスのプリントを際立たせましょう。
素材感のコントラスト
C/Ny JERSEY Bの軽やかさに対し、ボトムや靴はレザーや厚手のコットンなどしっかりした質感でメリハリをつけると、ブラウスの透け感やドレープがより映えます。
ユニセックス視点で楽しむ
メンズラインながら「ブラウス」と名付けられた一着。男性も女性も、サイズをあえてオーバーに着る or ジャストに着るなど好みで調整できます。性別にとらわれずファッションを楽しみたい方にぴったり。
購入前のQ&A ― よくある疑問を解消
Q1. サイズ感はどう選べばいい?
ロングブラウスの着丈はM(03)で122cmほどあります。
一般的な日本人男性(170〜180cm台)ならMサイズが平均的であり、ゆったりとしたシルエットでご着用いただけます。
また、肩幅が落ちるドロップショルダー構造ゆえ、身幅より着丈を基準に選ぶのがおすすめです。
Q2. 春夏以外でも着られる?
素材は薄手で春夏シーズン向きですが、秋口や冬の初めならアウターやニットとのレイヤードで活躍します。
Yohji Yamamotoは「シーズンレスに着られる服作り」に定評があるため、コーデ次第で通年使える点が魅力です。
Q3. お手入れやクリーニング方法は?
基本的にドライクリーニング推奨ですが、アイテムによっては手洗い可能なケースもあります。
プリント部分へのアイロンはNG(あるいはあて布必須)。必ずケアラベルを確認し、
手描きプリントを傷めないよう注意しましょう。
Q4. 価格は高め? それだけの価値があるの?
Yohji Yamamoto POUR HOMMEはハイエンドラインのため、一般的なシャツより価格帯は上です。
しかし、デザイナー本人のスケッチをハンドプリントしている特別感や、日本製ならではの丁寧な縫製・長期使用を考慮すると、
投資する価値は十分にあります。
単なる大量生産品ではなく、ブランドのストーリーやアート性を纏えるのが大きな魅力です。
EC&店舗案内:Yohji Yamamoto POUR HOMMEの取り扱い情報
ECサイト & 実店舗のご案内
ECサイト:
FASCINATE オンラインページからオンライン購入が可能です。
実店舗:
大阪・京都の店舗に在庫がある場合、試着して質感やサイズを確かめられます。
スタッフがYohji Yamamoto POUR HOMMEの世界観やコーディネート提案を丁寧にご案内しますので、気軽にお声掛けください。
オンライン問い合わせ:
ご利用ガイドからオンラインの使用方法やお問い合わせなどのご質問にお答えします。
国内外への配送も対応しており、海外のお客様も購入しやすい環境を整えています。
まとめ ― 「ロングブラウス」でYohjiの世界を纏う

今回は、Yohji Yamamoto POUR HOMME 2025SSのHandwritten Print Long Blouseを軸に、コレクションの特徴やブランド哲学、着こなしのポイントを解説しました。
黒と手書きプリントが織りなす独特の世界観、ジェンダーレスを意識したネーミング、薄手素材による軽やかさや芸術性が融合し、Yohji Yamamotoが提示する「アンチファッション」「身体の解放」を余すところなく体現した1枚です。
コーデ次第でシーズンレスに着回せることから、決して「高い買い物」ではなく、長く愛用できる投資アイテムとして検討する価値を秘めています。
もし少しでも興味を持った方は、ぜひお早めにオンラインストアをチェックするか、実店舗(大阪・京都)で試着のうえ購入をご検討ください。
今回紹介した商品の一覧はこちら
Yohji Yamamoto POUR HOMME の商品一覧はこちら
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