GUIDI(グイディ)
のブーツやシューズは、その独特の風合いと、履き込むほどに足に馴染むことで人気を博しています。
特に、バックジップブーツは経年変化が顕著に現れるモデルとして有名です。
今回は、以前 弊社の「X(ツイッター)」で紹介していた写真と合わせて、GUIDIのレザーがどのように変化していくのか、788Zの経年変化の様子を時系列順に詳細にご紹介いたします。
GUIDI バックジップブーツ 788Zの経年変化
ここから788Zを実際に着用し、その変化の様子を時系列で追っていきます。
日々の変化を写真と共にご覧いただき、GUIDIのレザーがどのように育っていくのか、その魅力を感じていただければと思います。
1ヶ月間計測したものもインスタグラムにアップしていますので、ぜひご覧ください。
1日目(履き始め)

画像引用元:自社X(Twitter)アカウント(@Guidi_Aging)
新品の状態では、シワもなく、シャフトが斜めに傾いた形をしています。
見た目には分かりにくいですが、革の縮みによってこの状態が一番小さい状態です。
ここから着用を重ねることで、所有者独自のシワが刻まれ、経年変化を楽しめるのがGUIDIの最大の魅力です。
初日は30分ほど試着しただけで、うっすらとシワが入り始めました。
2日目

画像引用元:自社X(Twitter)アカウント(@Guidi_Aging)
2日目から本格的に履き込みを開始
2日目にはすでにシワの原型がわかるようになり、徐々に深くなっていきます。
3日目

画像引用元:自社X(Twitter)アカウント(@Guidi_Aging)
着用するごとに、シワがより鮮明になっていきます。
4日目

画像引用元:自社X(Twitter)アカウント(@Guidi_Aging)
仕事柄立ったりしゃがんだりを繰り返すのでシワが一気に深くなりました。
5日目

画像引用元:自社X(Twitter)アカウント(@Guidi_Aging)
5日目あたりから、シャフトの形状が足の形に合わせて円柱状に変化し始めていますね。
この辺りから見慣れた変化後の姿が徐々にイメージしやすくなってきます。
6日目

画像引用元:自社X(Twitter)アカウント(@Guidi_Aging)
シャフトの傾きも徐々にたち始めてきてます。
7日目

画像引用元:自社X(Twitter)アカウント(@Guidi_Aging)
着用7日で大体これくらいになります。
立ったりしゃがんだりするので他の人よりも変化は早いですね。
8日目

画像引用元:自社X(Twitter)アカウント(@Guidi_Aging)
8日目以降は、変化の具合が変わってきて、見た目の変化よりもシワの深さが増していくようになります。
9日目

画像引用元:自社X(Twitter)アカウント(@Guidi_Aging)
9日目には、シャフトだけでなくアッパーにもシワが現れてきました。
10日目

画像引用元:自社X(Twitter)アカウント(@Guidi_Aging)
そして10日目、着用開始からわずか10日で、788Zはここまで変化しました。
31日目

画像引用元:自社X(Twitter)アカウント(@Guidi_Aging)
少し飛んで31日目。
着用の頻度や足の形などで変わってきますが、基本的に変化のスピードはこれくらいと思ってもらっていいかなと思います。
ここからさらに着用を繰り返すことで染み込んでいたオイルが表面に浮き出して色艶が変化、シワの深さがどんどん出てきて表情もここからさらに変わっていきます。
同じ着用者でも、経年変化の仕方は異なるので、自分だけのGUIDIを育てる楽しみを味わえます。
インスタグラムで1ヶ月間の変化も公開中
より詳細な変化の様子は、インスタグラムでも公開しています。ぜひご覧ください。
GUIDIのレザー:経年変化を生み出す秘密
GUIDIのシューズがここまで大きく変化するのはなぜか?
それについてはレザーと靴の特殊な作り方が関係しています。
すでにご存知の方も多いと思いますが、改めて作りについても触れていきましょう。
ベジタブルタンニンでなめしたフルグレインレザー

GUIDIのシューズの魅力を語る上で欠かせないのが、その独特の風合いを持つレザーです。
GUIDIでは、「フルグレインレザー」を「ベジタブルタンニン」でなめしたレザーを使用しています。

フルグレインレザーとは、日本ではシボ革と呼ばれる、革の表面に自然な凹凸があるレザーです。
革は元々生き物であるため、均一な品質のものが簡単に採れるわけではありません。
フルグレインレザーは、その中でも特に高品質な部分のみを使用するため、わずかしか採れない希少性の高いレザーとして高い価値をもっています。

ベジタブルタンニン鞣しは、植物の汁などから抽出した「タンニン」でなめした革のことで、クロム鞣しなどに比べて、非常に時間と手間がかかります。
しかし、その分、革本来の風合いを生かし、使い込むほどに色合いや風合いが変化し、自分だけの唯一無二の経年変化を楽しめるレザーに仕上がります。
希少な革であるフルグレインレザーは、ベジタブルタンニン鞣しによって、ブーツに独特の表情を与え、使い込むほどに味わいを深めていきます。
GUIDIの靴作り:唯一無二の製法
GUIDIの靴作りは、厳選された素材と、伝統的な技術、そして革新的な技法が融合した、まさに芸術と言えるプロセスです。
熟練の職人によって一枚一枚丁寧に裁断された革は、縫い合わされていきます。
革の個性を最大限に引き出すために、GUIDIでは極力縫い目がないように一枚の革で靴を作ることにこだわっています。

GUIDIの靴作りで最も特徴的なのが、タンブラーダイと呼ばれる染色技法です。
革靴を製作した後、ドラム式の染色装置に入れて回転させながら染めるという、GUIDI独自の染色方法です。
他の製品とぶつかりながら染色されることで、革に独特の色ムラや風合いが生まれ、深みのある色味に仕上がります。
ジップなどの金具も一緒に染色されるため、全体に統一感が生まれます。


染色された靴は、自然乾燥させられます。
ゆっくりと時間をかけて乾燥させることで、革本来の風合いが引き出されます。
また、丁寧に乾燥させていく過程で革が収縮するため、GUIDI特有のシワや反り返りが生まれます。

GUIDIの788Z、その経年変化の魅力を感じていただけたでしょうか?
使い込むほどに足に馴染み、自分だけの表情を刻んでいく。GUIDIのブーツは、まさに一生モノと言えます。
今回ご紹介した788Z以外にも、様々なモデルが存在します。
ぜひ、あなたにぴったりの一足を見つけて、GUIDIの世界観を体感してみてください。

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