●【着用サイズ / サイズ感】
アウター:サイズS / ややゆったり
トップス / インナー : サイズS / ややゆったり
ボトムス:サイズ2 / 標準的
本日はdoubletのワークジャケットをメインに、同ブランドのスウェットシャツ、ボトムスにIRENISAのテーパードパンツを合わせたスタイリングをご紹介します。
アウターのdoublet「ワークジャケット」は、製品染めと洗いをかけたダック生地に、リアルな野菜の刺繍を施した一着です。25AWシーズンに展開された「チェーン刺繍のジャガード」シリーズを、今季は「フルーツと野菜」のジャガード刺繍へと昇華させています。ヴィンテージの作業着のような無骨なシルエットと、そこからあふれ出しそうな野菜たちの鮮やかさが独特の対比を生み出しており、裾にはフリンジ加工が施されています。 今シーズンのテーマである「農作業」のイメージが反映されており、土を耕し、種をまき、野菜を育てる人々への敬意が込められています。ポケットに命の豊かさを詰め込むように、日常の服の中にほんの少しの「いただきます」という感謝の気持ちが宿るデザインです。 サイズ感は非常にオーバーサイズに設定されています。これは、昨今の「トップスはタイトに、ボトムスは緩めに」といったトレンドに左右されず、着る人が「好きに遊ぶ」ことができるよう意図されたものです。ゆったりと着たいという個々の感覚を優先し、自由なサイズ選びを楽しめる設計となっています。
インナーには、doubletの「スウェットシャツ」を合わせました。ブランドで定番的に展開されているプリントシリーズで、今季は「いただきます」のテーマに合わせ、架空のビジネス誌の表紙をモチーフにしたグラフィックが胸元に大胆にプリントされています。 主役に選ばれたのは、ブロッコリー、ニンジン、大根といった擬人化された野菜たち。アメリカの経済誌のフォントを模したデザインの中で、経済界を牽引するヒーローのように称えられています。doubletの「本気で遊ぶ」姿勢は細部にまで宿っており、25AWのカラスをモチーフにした際の「嫌われ者だけど頑張っている」というメッセージと同様に、今回は「僕はあの野菜の王様ブロッコリーだぞ」といった各野菜の視点による詳細なメッセージが書き込まれています。 食材もまた、土地と人の力で育てられ、日々の営みを支える「働き手」です。どんな成功者もこうした名もなき力に支えられているという視点を持つことで、感謝の気持ちや本当の豊かさを問いかけています。シルエットは脇下が緩いドルマン風で、着丈は短めに設定されているため、ワンサイズ上げてボリューム感を増しても着丈が長くなりすぎず、バランス良く着用いただけます。
ボトムスには、IRENISAの「テーパードパンツ」をセレクト。尾州産地にて、ファインメリノウールとナイロンの特殊紡績で作られた強撚糸を使用し、ツイル組織で織り上げられた素材を採用しています。ドライタッチでハリがありながら、ウールならではのしなやかな落ち感を併せ持っているのが特徴です。 腰回りの2タックから裾に向かって美しくテーパードがかかったシルエットで、裾はダブル仕立て。ウエストの脇にはゴムが配置されており、ジャストウエストでも腰の位置でも綺麗に着用できるよう、緻密にパターン設計されています。 生地の色味にもこだわりがあり、タテヨコの糸の色差を利用した深みのある色合いや、先染めならではの黒の表現など、素材の上質さが際立つ一本です。
ユーモアと強いメッセージ性を持つトップスを、上質な素材と計算されたパターンのパンツで引き締めた、大人の遊び心を感じさせるスタイリングです。