JULIUS 26SS フーディ:パイルジャガードの立体柄と往年を想起させる構築的カッティング

2025-05-15

JULIUS 26SS フーディ:パイルジャガードの立体柄と往年を想起させる構築的カッティング
目次

いつもご覧いただきありがとうございます。
本日は、JULIUS(ユリウス)の26SSコレクションより、シーズンテーマを色濃く反映した「COTTON PILE JACQUARD ZIP UP HOODIE」をご紹介いたします。

また、ブランドが築き上げてきた王道のクリエイションを彷彿とさせる「ZIP UP COTTON SWEAT」のシリーズも併せてご紹介いたします。

JULIUS 26SS フーディコレクションの全体正面画像

今季のJULIUSが提示する「新たなアプローチの素材感」と「不変の構築的なパターンワーク」を詳しくお伝えしていきます。

シーズンテーマ「[ mantra; ]」を体現するパイルジャガードの表情

まず目を惹くのは、今季のコレクションテーマ「[ mantra; ](真言、振動)」の精神性をダイレクトに表現した一着です。
「COTTON PILE JACQUARD ZIP UP HOODIE」をご覧ください。

COTTON PILE JACQUARD ZIP UP HOODIEの顔となるフード周りと身頃の画像

JULIUSはかつては、都市のカオスから身を守る「装甲」のような硬質なアプローチがひとつの象徴でした。

しかし、近年の傾向と同じくこのモデルでは着用者の内面を優しく覆うような、非常に豊かな表情を持つ素材が主役となっています。

ブラック単色に奥行きを生むコットン100%の凹凸と陰影

このアイテムの最大の核となるのが、複雑な柄を立体的に表現したコットン100%のパイルジャガード生地です。

パイルジャガード生地の凹凸感がわかる極端な接写画像

単なるプリントではなく、織りの組織自体で柄を形成していくジャガード織りを採用することで、生地の表面に独特の凹凸が生まれています。

この凹凸が光を乱反射し、深いブラックの単色でありながら、非常に立体的で豊かな陰影を作り出しているんです。
遠くから見たときの重厚なムードと、近くで見たときの緻密な柄のギャップに強く惹きつけられます。

想像を超える柔らかな肌触りと伸縮性による実用度

見た目の重厚な柄行きから、少し硬い生地なのかなと想像されるかもしれませんが、実際に触れていただくとその予想は良い意味で裏切られます。

生地の柔らかさが伝わる画像

少し厚手でしっかりとした安心感のある肉感がありつつも、コットンならではの非常に柔らかな肌触りに仕上げられています。

さらに特筆すべきは、その伸縮性の高さです。
着用した際に体の動きにしっかりと追従してくれるため、快適な着心地を提供してくれます。

また、生地自体がしっかり詰まっているため、透け感は全くありません。
春先のメインアウターとしても、レイヤードのインナーとしても、シーズンを通して安心して着用いただけます。

それでは、このパイルジャガードフーディを用いたスタイリングをご覧ください。

COTTON PILE JACQUARD ZIP UP HOODIEを用いたスタイリング全身画像1 COTTON PILE JACQUARD ZIP UP HOODIEを用いたスタイリング背面・横からの画像2 COTTON PILE JACQUARD ZIP UP HOODIEを用いたスタイリングのディテール・寄り画像3

ブランドの原風景を想起させる、曲線と直線のカッティング

続いてご紹介するのは、古くからのファンの方が見れば思わずニヤリとしてしまうような、王道の顔つきを持った「ZIP UP COTTON SWEAT」のシリーズです。

ZIP UP COATING COTTON SWEATとプレーンモデルを並べた正面画像

過去のアーカイブを再構築していた「パーマネントライン」にて展開されていた、ブランドのイメージを決定づける代表的なアイテムたち。

その往年の名作群が纏っていた「あの空気感」を強く想起させるデザインに落とし込まれています。

割りステッチとダブルジップが生む、縦長の構築美

ベースとなるシルエットは、肩周りから裾にかけて緩やかに絞り込んでいく縦長のラインです。

通常のフーディに比べると少し細身な設定となっており、身頃にはダーツを使用して曲線と直線を織り交ぜた、特有の構築的なカッティングが施されています。

フロントダブルジップと立体的なハイネックの首回り画像

フロントには着こなしの幅を広げるダブルジップを採用。
適度な高さを持たせたハイネック構造により、首回りの立体感が非常に秀逸です。

腕やフードシームの割りステッチ(両割ステッチ)の接写画像

腕やフードのシーム部分には割りステッチ(両割ステッチ)が走っています。
ステッチそのものをデザインの境界線として機能させる手法が、インダストリアルなムードを引き上げています。

この新作は、定番のスウェット素材をベースに「コーティング加工の有無」で2つの全く異なる表情を展開しています。

コーティングの有無で分かれる、2つの明確な表情

素材自体は、厚すぎず薄すぎない、適度な張りがあって柔らかい質感の定番スウェット生地を使用しています。
しかし、表面の仕上げが変わるだけで、アイテムが持つベクトルが大きく変化します。

シームが際立ち、鈍い光沢を放つ「ZIP UP COATING COTTON SWEAT」

まずは、素材にレジンコーティング加工を施した「ZIP UP COATING COTTON SWEAT」のスタイリングです。

ZIP UP COATING COTTON SWEATを用いたスタイリング全身画像1 ZIP UP COATING COTTON SWEATを用いたスタイリング背面・横からの画像2 ZIP UP COATING COTTON SWEATを用いたスタイリングのディテール・寄り画像3

樹脂をコーティングすることで生地全体に重厚感が加わり、鈍い光沢が生まれます。
コーティングによって縫い代が立体的かつ明確に浮き上がってくる点が最大の魅力です。

光の当たり方で構築的なパターンワークがより強調され、重たくて退廃的な、真骨頂とも言えるムードを存分に味わうことができます。

ストリートに馴染む、プレーンな「ZIP UP COTTON SWEAT」

一方で、コーティング加工を施していないプレーンな「ZIP UP COTTON SWEAT」のスタイリングがこちらです。

ZIP UP COTTON SWEATを用いたスタイリング全身画像1 ZIP UP COTTON SWEATを用いたスタイリング背面・横からの画像2 ZIP UP COTTON SWEATを用いたスタイリングのディテール・寄り画像3

こちらはスウェット本来のマットで柔らかな風合いがそのまま活かされています。
コーティングモデルのような重さがない分、少しストリートライクで軽快な印象を与えてくれます。

しかし、ベースとなる構築的なカッティングは同じであるため、カジュアルに寄りすぎることなく、ダークな世界観はしっかりと保たれています。

スタッフの着用サイズ感

サイズ選びの参考として、着用感をご紹介いたします。

スタッフの着用全身バランスがわかる画像
着用サイズデータ
モデル情報 181cm / 58kg
着用サイズ Size 2
サイズ感 肩周りや身幅には適度なゆとりを持たせつつ、裾にかけて少し細身に絞り込まれた縦長シルエットです。着丈が少し長めの設定になっているため、インナーとのレイヤードがしやすく、サイズ2でスッキリと綺麗なバランスで着用できます。

改めて振り返る、JULIUS 26SS フーディコレクションの魅力

最後に、今回ご紹介したアイテムの要点を整理いたします。

フーディの後ろ姿、バックスタイルがわかる画像
  • 【COTTON PILE JACQUARD ZIP UP HOODIE】凹凸のあるパイルジャガードがブラック単色に立体感を生み、厚手ながら非常に柔らかく伸縮性のある着心地を実現
  • 【ZIP UP COTTON SWEAT】往年の雰囲気を想起させる、ダーツと割りステッチを用いた曲線と直線の構築的カッティング
  • 【ZIP UP COTTON SWEAT】首元を覆うハイネック構造と、縦長を強調する少し細身のシルエット
  • 【ZIP UP COTTON SWEAT】シームが目立つ重厚な「コーティングあり」と、ストリートに馴染む「プレーン」の質感の対比
全てのアイテムを並べた、またはハンガーに掛けた最後のまとめ画像

シーズンテーマの精神性を素材の織りで表現したジャガードモデルか、ブランドの歴史を感じさせる構築的なスウェットモデルか。

それぞれに明確な理由と魅力が詰まっています。
ぜひ、ご自身のスタイルに最もフィットする一着を探してみてください。

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