
ファッション感度の高い方々の間で圧倒的支持を集める「kiryuyrik(キリュウキリュウ)」。
BUCK-TICKの櫻井敦司さん、LUNA SEA/X JAPANのSugizoさんやYOSHIKIさんをはじめ、多くのアーティストがステージ衣装やメディア露出時に着用していることから、いまや国内外のロック&モードファン必見のブランドと言えるでしょう。
2002年にレディースからスタートし、翌年にはメンズラインも展開を始めたkiryuyrik。その魅力は、機能美を追求したエレガントなデザインと、独創的なパターンメイキングが生み出す圧倒的なシルエットにあります。
今回は、そんなkiryuyrikのブランドヒストリーやデザイナー・髙栁成克氏のこだわり、愛用するアーティストたちの事例から、2025年春夏コレクション(25SS)注目アイテムまでを徹底紹介。
自由な表現と変化を重んじるkiryuyrikの世界観を、ぜひ最後までお楽しみください。
- 1 : kiryuyrik(キリュウキリュウ) とは?
- 2 : kiryuyrik(キリュウキリュウ)のデザインの特徴
- 3 : キリュウキリュウを愛用する芸能人・アーティスト
- 4 : kiryuyrikの25SS 注目アイテム紹介
- ・KT-HJ47-901 / Flora Lace Flare Jacket
- ・KT-HB25-900 / Splash Flora Satin Flare Shirt
- ・KT-HT23-062 / Wool Jersey Stole Cardigan
- ・KT-HP27-600CTNG / High Tension Jersey Coating Saruel Cargo Pants
- ・KT-HP41-900 / Splash Flora Satin Slit Wide Tuck Slacks
- ・KT-HCAP01-950 / Python Mesh Cap
- ・KT-STL10-903 / Opal 17Stoal
- 5 : まとめ──kiryuyrikで唯一無二のモードスタイルを楽しもう
kiryuyrik(キリュウキリュウ) とは?

ブランドの歴史とコンセプト
kiryuyrikは、2002年にレディースブランドとしてスタートし、翌2003年からメンズウェアも手がけるようになった日本のファッションブランドです。
機能美を追求したエレガントな服作りを特徴としており、シルエットやディテール、素材に徹底的にこだわることで、大人の男性が求める着心地の良さと実用性を両立させています。
ブランドロゴにあしらわれているのは、大空を舞う蝶。
この蝶は変化や成長、自由、個性を象徴し、着る人の魅力を引き出しながら絶え間なく進化を続けるkiryuyrikの姿勢を表現しています。
独創的な世界観と職人技が融合し、機能性とアート性を兼ね備えたモードファッションとして、多くのファンを魅了しています。
デザイナーの経歴と世界観
デザイナーは1973年生まれの髙栁成克(たかやなぎ まさかつ)氏。
文化服装学院を卒業後、ヨウジヤマモトに入社し、7年間企画とパターンを担当しました。
その経験によって培われた高度なパターン技術が、kiryuyrikの服作りの基盤となっています。
髙栁氏は、自身がパタンナーとして蓄えた知見を活かしてシーズンテーマをあえて設けず、常に「いま自分が作りたい最高の服」を追求しているのが特徴です。
さらに髙栁氏は、アイデアをA4の紙に書き出して全体像を把握することで「ミスマッチフリー」なデザインプロセスを実践。
デザインとパターンの間に無理が生じないように構築するこの手法は、美しさと実用性を両立させるうえで大きな役割を担っています。
また顧客との意見交換を重視し、そこで得たフィードバックをデザインに反映させるなど、作り手と着用者の距離感が近いのもkiryuyrikらしさの一つです。
デザイナーが影響を受けたカルチャーやアート
髙栁氏は、ロック、ゴシック、建築、映画など、多方面のカルチャーからインスピレーションを得ており、作品には黒やグレーなどモノトーンを基調としたゴシック感、そしてシャープなシルエットや幾何学的なパターンなど建築的要素が表現されています。
映画で得たイメージを素材やディテールに落とし込むこともあり、こうした多彩なカルチャーミックスがブランドの独創性を高めています。
ブランド名の由来
ブランド名「kiryuyrik」は、デザイナー髙栁成克氏の名前「成克(まさかつ)」を逆さ読みにアレンジしたもの。
遊び心のあるネーミングながら、その独自性がブランドの個性を象徴しています。
既存の概念や固定観念にとらわれず、常に新しい視点で物事を捉えようとする髙栁氏のクリエイティブマインドを感じさせる由来と言えるでしょう。
kiryuyrik(キリュウキリュウ)のデザインの特徴

kiryuyrikの最大の特徴は、体にフィットする美しいシルエットと動きやすさ、機能美を兼ね備えたエレガントな服作りです。
ヨウジヤマモトでのパタンナーとしての経験と知識から作り出される立体的なパターンメイキングを駆使することで、見る者を惹きつける流麗なラインと、実際に着用したときの快適さを両立。
加えて、襟元や袖口など細部のデザインにも計算されたディテールが光り、着る人の個性を際立たせます。
独創的なカッティングとシルエット

髙栁氏が培ったパターン技術によって、タイトシルエットやフレアラインなど、様々なフォルムが巧みに設計されています。
- フィット感と動きやすさ:伸縮性のある素材を使用することで、体の動きを妨げず、スマートかつ上品な見た目を演出。
- バックネックへのタグ付けを排除:肌に触れる不快感を軽減するために、品質表示を別パーツにしているのもkiryuyrikのこだわり。
高品質な素材と製法

kiryuyrikでは、テンセルやコットンレーヨン、サテン、ベルベット、楊柳(ようりゅう)など、独特の風合いを持つ素材を積極的に採用。
吸水速乾やUVカットなど、機能性にも優れた生地を取り入れることで、シルエットの美しさだけでなく、快適性も重視しています。
- ドレープ表現:テンセルやコットンレーヨンは美しいドレープを生み出し、身体のラインに沿って流れるようなシルエットを実現。
- 光沢感:サテンやベルベットなどの素材は、モード感を演出する上品な光沢をプラス。
- 風合い:スエードサテンや楊柳は一目で個性が分かる独特の表情を持ち、kiryuyrikならではの存在感を醸し出す。
アーティストへの衣装提供
髙栁氏は、Mr.Children、GLAY、LUNA SEA、YOSHIKI、B’z、DaiGoさんなど、数多くの著名アーティストのステージ衣装を手掛け足り、衣装提供をしてきました。
カスタムオーダーに応じて袖やシルエットを調整することもあるようで、アーティストのパフォーマンスを最大限に引き出す衣装として支持を集めています。
こうした実績は、kiryuyrikのデザイン性の高さがプロの世界でも支持されている証とも言えます。
キリュウキリュウを愛用する芸能人・アーティスト
kiryuyrikを愛用する著名人は数多く、ライブやメディア出演、雑誌の表紙などでその姿が確認されています。
以下、代表的な芸能人と着用アイテムをいくつかご紹介します。
Sugizoさん(LUNA SEA / X JAPAN)
LUNA SEAやX JAPANのギタリストであるSugizoさんは、デザイナーの髙栁氏と親交が深いことで知られています。
左利きに合わせて袖口をカスタマイズしてもらうなど、ステージ衣装の細部にこだわりを感じるエピソードが多々。
2018年には、SUGIZO氏のためにkiryuyrikが今まで制作したコスチュームの中から、SUGIZO氏のサイズそのまま=SGZサイズをもとに制作したコスチュームラインを発表しています。
ライブやメディア露出、ファンイベントなどで着用する姿も有名です。



YOSHIKIさん(X JAPAN)
TV出演やドキュメンタリー映画「WE ARE X」、ライブなどなど、様々な場面でkiryuyrikを纏って登場。
YOSHIKIさん自身のゴージャスかつ繊細なイメージと、kiryuyrikのエレガントさが見事にマッチしていました。


桜井和寿さん(Mr.Children)
”重力と呼吸”のPVでパンツを着用されていたり、ライブではTシャツを着用。

TERUさん(GLAY)
GLAYとしてのライブやプロモーションで、kiryuyrikのアイテムを着用しています。
また、メンバーであるTAKUROさんやJIROさんも度々着用しています。

高見沢俊彦さん(THE ALFEE)
高見沢さん自身もテレビ出演時に多くのkiryuyrikを着用しており、その「機能美」と「ロックテイスト溢れる独自世界観」に魅せられている一人。
2024年には、高見沢俊彦さんの生誕70周年を記念したkiryuyrikとのコラボが実現。
愛用するギター「Ultimate Archangel」をモチーフにしたプリントジャケットなど、ロック感あふれるアイテムが誕生しました。


KREVAさん(KICK THE CAN CREW)
ライブ衣装としてセットアップを着用。ちなみこのセットアップは特注で赤く染めたものをYOSHIKIさんMO着用されていました。

手越祐也さん
ライブ衣装としてジャケットを着用。

堂本光一さん (KinKi Kids)
KinKi Kids × King & Prince「シンデレラガール -YouTube Original Live-」で、堂本光一さんがコートを着用していました。

松本潤さん
ドラマ”花のち晴れ”で松本潤さん、ジャケット&ストール着用されていました。

宮田俊哉さん (Kis-My-Ft2 キスマイフットツー)
「音楽の日」で、Kis-My-Ft2の宮田俊哉さんがジャケットを着用。

この他にも、もとメジャーリーガーのイチローさんや清春さんなど多数の芸能人や著名人が愛用しています。
kiryuyrikの25SS 注目アイテム紹介
2025年春夏シーズン(25SS)のkiryuyrikから、特に注目度の高いアイテムをピックアップしてご紹介します。
エレガントでありながらどこか尖ったデザインが特徴で、今季も目が離せません。
KT-HJ47-901 / Flora Lace Flare Jacket
レースを用いたフレアラインが印象的な一着。光を透かすレースの質感と、kiryuyrikらしいシャープなシルエットの融合が新鮮です。


KT-HB25-900 / Splash Flora Satin Flare Shirt
サテン生地にフローラルモチーフをスプラッシュ状にあしらったデザイン。動くたびに揺れるフレアシルエットが華やかさを演出します。


KT-HT23-062 / Wool Jersey Stole Cardigan
ウールジャージーの素材感が心地良いカーディガン。ストールのような前立てが特徴で、軽く羽織るだけでこなれ感をプラス。

KT-HP27-600CTNG / High Tension Jersey Coating Saruel Cargo Pants
ハイテンションジャージーによる伸縮性とコーティング加工による独特の光沢が魅力。サルエルシルエットながらも、エレガントさを失わない絶妙なデザインがポイントです。


KT-HP41-900 / Splash Flora Satin Slit Wide Tuck Slacks
シルエットはワイドながらも、裾に入ったスリットが軽やかな動きを生み出す一着。シャツやジャケットとのセットアップコーデもおすすめ。


KT-HCAP01-950 / Python Mesh Cap
パイソン柄とメッシュ素材を組み合わせたキャップ。ストリート感がありつつも高級感を損なわない、大人向けのスパイスアイテム。

KT-STL10-903 / Opal 17Stoal
オパール加工が施されたストールは、透け感や柄の立体感が印象的。シンプルなコーディネートにアクセントを添えるには最適です。

まとめ──kiryuyrikで唯一無二のモードスタイルを楽しもう
日本生まれのkiryuyrikは、機能美とエレガンスを徹底的に追求し、芸能人・アーティストたちのステージやメディアで多くの注目を集める存在です。
髙栁成克氏が培った高いパターン技術と、ロックやゴシック、建築、映画などの多様なカルチャーから生まれる独創性が見事に融合し、唯一無二のモードスタイルを完成させています。
2025年春夏シーズン(25SS)の新作でも、素材選びの巧みさとデザインのきらめきが存分に発揮されており、今後にもますます期待が膨らみます。
自分らしさを表現できるブランドをお探しの方は、ぜひkiryuyrikの世界を体感してみてください。
革新的な一着との出会いが、あなたのファッションライフを大きく変えてくれるかもしれません。
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