
JULIUS(ユリウス)から2025PSコレクションの目玉として登場しているライダースジャケットを3種類ピックアップ。 JULIUS独自のアヴァンギャルドなデザインやアートコラボを交えた魅力を、実店舗&オンラインストアでの購入ガイドとあわせて徹底解説します。
導入

はじめに
モード界の中でも独自の世界観を放つアパレルブランド、JULIUS(ユリウス)。2025年のPre Springコレクション(通称:2025PS)では、ライダースジャケットを筆頭に、アートとファッションが融合したアイテムを次々にリリースしています。本記事では、その中でも特に注目度の高い「Ana-Moto JD」シリーズ3種類(Black・Silver)を徹底紹介。
「どんな素材で作られているのか?」「サイズ感やシルエットは?」「クラシックなライダースと何が違うの?」そんな疑問を一気に解決しつつ、実店舗での試着メリットやオンラインストアでの購入ガイドまで網羅しています。
ファッション感度の高い方はもちろん、JULIUSのライダースを初めて検討している方にも役立つ内容となっておりますので、ぜひ最後までご覧ください。
この記事を読むメリット
- Ana-Moto JDシリーズの素材やシルエットの違いが一目で分かる
- 実際のスタッフ着用コメントやコーディネート例を多数掲載
- オンライン購入と実店舗来店、それぞれのメリットと注意点を解説
- JULIUS独自のアートワークや加工技術など知って得する専門知識を提供
今回紹介する3つのジャケットは、形は同じでも素材・加工・デザインが微妙に異なり、それぞれ異なる魅力を放っています。自分に合った一着を見つけるための“決め手”を、ぜひ本記事から掴んでみてください。
ブランド概要・背景

歴史・コンセプト
JULIUS(ユリウス)は2001年にスタートした日本発のファッションブランド。創設者・デザイナーのホリカワタツロウは、黒を基調とした独特の世界観とアヴァンギャルドなデザインで国際的に高い評価を受けてきました。
元々はアートプロジェクトとして「映像」や「音」など多彩な表現活動を行っており、ブランドとしてもただ洋服を作るだけでなく、
「暗黒美学」「産業」「建築的シルエット」などをキーワードに、ファッションとアートを融合させたコレクションを発表。レディース・メンズともにモードとストリートの境界を越える個性的なアイテムを提案し続けています。
2025PSの特徴
近年のJULIUSは、「Pre Spring(PS)コレクション」と呼ばれる中間25SSにも積極的に新作を投入。2025PSでは、クラシックなアイテムを現代アートの視点で再構築したシリーズが注目され、特にライダースジャケットがファンの間で大きな話題を呼んでいます。
デザイナー本人が「日常と非日常をシームレスにつなぐ」というテーマを掲げ、 前衛的なアシンメトリーディテールやアーティストとのコラボレーションといった要素を積極的に取り入れているのも特徴です。
2025PSコレクションならではのカラー展開やコーティング加工が与える新鮮なムードは、ブランドファンのみならず、新規顧客からも大きな関心を集めています。
共通する特徴
シルエット・サイズ感

今回ご紹介する3つのライダースジャケットは、「Ana-Moto JD」という同じ型をベースにしています。
- 着丈:腰骨付近~やや短め。ライダースらしい引き締まった印象を与えます。
- 肩・袖:アームホールはややタイトめですが、立体パターンによって動きやすさを確保。袖丈は少し長めに設定されています。
- 身幅・シルエット:体にフィットするパターンが多く、オーバーサイズフィット展開もあり。サイズ選びは試着またはスタッフに相談がおすすめ。
共通して言えるのは、「ライダースジャケット特有のシャープなシルエットを保ちつつ、JULIUSらしいアート感・アヴァンギャルドなディテールが随所に散りばめられている」という点。革新的なパターンメイキングによって、単なるライダースの枠を超えた存在感を実現しています。
デザイン・ディテール

- フロントジップ:ややオフセットした斜めジップが多く、モードな印象をアップ。
- 襟元:スタンドカラーや折り返しラペルなど、伝統的ライダースとひと味違う仕上がり。
- ポケット構成:胸ポケット、腰ポケット、フラップ付きやジップ付きなどが機能的に配置。
- 外縫い風シームや立体パネル:背面や袖など複数パネル構成でフォルムを強調。動きやすさも◎
これらのディテールにより、機能性とデザイン性を高次元で両立しているのがAna-Moto JDの大きな特徴です。
素材・レザーの基本知識

ライダースと聞くと「牛革」や「馬革」のハードなイメージを抱く方も多いでしょうが、JULIUSはラムレザー(羊革)やデニム生地をベースにコーティングを施す場合もあります。
- 軽量でモードな表情を楽しめる
- 後染めや洗い加工でマットな質感を演出
- シルバーコーティングによるメタリック感
同じ型でも印象が大きく変わるのが魅力です。オーバーダイ加工が施されたグレーがかった黒など、独特のニュアンスを楽しめるアイテムも多く、ユーザーの好みに合わせて選択肢が広がります。
個別アイテム紹介
Ana-Moto JD Leather Jacket (Black) / 887BLM1
本格的なレザーの重厚感を味わいたい方に最適な一着です。
このモデルでは、クラシックなバイカージャケットのフォルムにジェシー・ドラクスラー(Jesse Draxler)のグラフィックを大胆に配置し、ヴィンテージ加工を施しています。フロントジップはややオフセットされ、胸や背面にアシンメトリーなシームを配することでモードな印象を強調。
素材:高品質なラムヌバックレザーや牛革が採用されるケースがあり、どちらも耐久性とアート性を高める独自のマットな黒染めが施されるのが特徴。重厚感がある一方で、着込むほどに体に馴染む革の風合いも魅力。
スタッフコメント:
「肩周りはすっきりしているものの、立体パターンで腕の上げ下げがしやすい。
全面に施されたヴィンテージ加工とグラフィックのコントラストが印象的で、シンプルなボトムスでも十分存在感を出せる。
レザー特有の重量感はあるが、着慣れていくうちに体に馴染むのが楽しみ。」
「袖が少し長めだが、ライダースとしてはむしろ好印象。背面のグラフィックが目を引くので、後ろ姿にもこだわりたい人におすすめ。
最初はやや硬めのレザーだが、経年変化で柔らかくなり、唯一無二の風合いを楽しめると思う。」
Ana-Moto JD Leather Jacket (Black)の商品ページはこちら
Ana-Moto JD Biker Jacket (Black) / 887BLM2
より軽快な着用感と無骨さを両立させたモデルです。
10oz程度のデニム生地をベースにブランド独自のコーティングが施されているため、見た目にはレザーライクな重厚感がありながら、実は比較的軽やかな着心地というギャップが特徴。肩にはやや大きめのエポーレットが取り付けられ、男らしさとミリタリーライクな印象をプラスしています。
スタッフコメント:
「レザータイプほどのずっしり感がなく、カーディガン感覚で気軽に羽織れる。
これなら春秋にも使えそうだし、インナーを調整すれば冬場も活躍しそう。
デニムならではの経年変化で、どんな風合いになるか楽しみ。」
「肩のエポーレットがほどよいミリタリー感を演出。
コーティングのマットな質感がモードっぽさもあり、オンオフどちらでも使いやすい。
長く着込むほど味が出るので、ひとつの“育てる”楽しみがあると思う。」
Ana-Moto JD Biker Jacket (Black)の商品ページはこちら
Ana-Moto JD Biker Jacket (Silver) / 887BLM2
シルバーコーティングにより、モード感を極限まで高めた特別仕様のジャケット。
こちらもコーティングデニムをベースにしており、使い込むほどにコーティングの箔が擦れ、 ヴィンテージライクな表情への経年変化やブラックの地肌が少しずつ見え隠れする質感など、独特の風合いを楽しめるのが魅力です。
スタッフコメント:
「シルバーの光沢が強烈に目を引くけど、意外と合わせやすい。
オールブラックコーデの上から羽織るだけで一気にモード感が高まるし、イベントやパーティーシーンにも映えそう。
経年変化で見た目がどう変わっていくかも楽しみ。」
「派手かなと思ったけれど、実際に着ると落ち着いたメタリック感。
ちょっとクールに攻めたい日の気分にぴったりで、服好きにはたまらない存在感。
レイヤード次第で季節問わず使えるのもうれしいポイント。」
Ana-Moto JD Biker Jacket (Silver)の商品ページはこちら
スタイリングの紹介 各2選
ここでは、実際に各パンツを使ったスタイリング例を2コーデずつご紹介します。ぜひ参考にしてみてください。
Ana-Moto JD Leather Jacket (Black)
・Iラインを意識したパンクなストリートスタイル
まず初めにご紹介するのは、スタイルが良く見えるIラインを意識したストリートスタイル。
ブランドらしい世界観を表現したコーディネートに仕上げました。
インナーにライダースのグラフィックデザインと同じロンTを組み合わせ、パンクっぽさを表現。
また、スリムなパンツを合わせることでIラインを強調しています。
・モードテイストを加えたライダーススタイル
次にご紹介するのは、煌びやかなパンツを組み合わせたモード感漂うスタイル。
組み合わせるアイテムによって、雰囲気が変貌する魅力を具現化したかの様なコーディネートです。
ダークな世界観に上品なエレガントさが絶妙にシンクロしています。
また、生地感の薄いくすんだカラーのストールもアクセントとしてポイントです。
Ana-Moto JD Biker Jacket (Black)
・洗練されたスタイリッシュさが際立つモードスタイル
まず初めにご紹介するのは、ノームコアな雰囲気を纏ったモードスタイル。
洗練された大人な印象を与えるコーディネートに仕上げました。
シンプルな組み合わせをすることで、よりアイテムの魅力が感じられます。
また、スタイリッシュなコーディネートなので、真似がしやすい点もポイント。
・上品さを兼ね備えたレイヤードスタイル
次にご紹介するのは、レイヤードスタイルが目を惹く上品なコーディネート。
レイヤードパンツのドレープ感がスタイリングのアクセントに。
異素材と組み合わせることで、各アイテムの持つ魅力が全面に表現されています。
また、ライダースジャケットとのコントラストが新たな魅力を引き出してくれます。
Ana-Moto JD Biker Jacket (Silver)
・ブランドらしい世界観が魅力のライダーススタイル
まず初めにご紹介するのは、シルバーのコーティングが印象的なパンツを合わせたモードスタイル。
ブランドの世界観をより濃く反映したコーディネートに仕上げました。
コーティング加工されたアイテムを上下に加えることにより、個性的な雰囲気をさらに表現。
また、スタイリングに独創的な光沢感を纏ってくれます。
・個性的なバラクラバを使用したモードスタイル
次にご紹介するのは、個性的なバラクラバを加えたライダーススタイル。
同じくコーティングが加工されたバラクラバを合わせることでコーディネートに統一感をプラス。
また、パンツの廃れた風合いがコーティング加工されたライダースと相まって個性的な雰囲気も演出。
ブランドコンセプトが全面に感じ取れる仕上がりに。
当社ECサイト&実店舗案内
オンラインストア
当社のオンラインストアでは、JULIUSの2025PSコレクションをはじめ、幅広いハイエンド&ニッチブランドを取り扱っています。
- 購入手順:商品ページからサイズ・カラーを選択 → カートに入れる → レジへ進む → 決済完了
- 支払い方法:クレジットカード(VISA/MASTER/JCBなど)、PayPal、銀行振込など多数対応
- 返品交換ポリシー:サイズ違いや初期不良について、一定期間内であれば返送・交換が可能(詳細は利用規約を参照)
- 海外発送対応:海外在住の方にもお届け可能。国際送料や関税の有無などは、ご注文時の地域を選択すると表示されます。
在庫確認や入荷予定などのお問い合わせは、サイト内のお問い合わせフォームもしくはメールにてお気軽にどうぞ。
実店舗(大阪・京都)
当社は大阪・京都に実店舗を構え、実際に試着できる環境を整えています。JULIUSのアウターはサイズ感や素材の質感が非常に重要なので、可能な方はご来店のうえスタッフのアドバイスを受けてみるのもおすすめです。
- メリット:
- スタッフによるコーディネート提案
- レザーやコーティング生地の経年変化サンプルの確認
- その場でサイズ交換や他モデルとの比較が可能
海外からの観光客向けにも簡単な英語対応が可能。国際発送についてはオンライン購入をご案内するケースが多いですが、ご希望があればスタッフへお申し付けください。
まとめ

今回紹介したアイテムの総括
いずれも「Ana-Moto JD」という型をベースに、シルエットや基本構造は共通していますが、素材や加工の違いで大きく表情が変わる点が今回のポイントです。
- Ana-Moto JD Leather Jacket (Black) / 887BLM1
本格的なレザーの存在感+ヴィンテージ感あるアートワーク - Ana-Moto JD Biker Jacket (Black) / 887BLM2
コーティングデニムで軽快かつ無骨な印象に仕上げ、エポーレットが男らしさを強調 - Ana-Moto JD Biker Jacket (Silver) / 887BLM2
シルバーコーティングによる近未来的な雰囲気+経年変化の楽しみ
「どれが最適か?」は、自分のファッションスタイルや着用シーンをイメージしながら選ぶと後悔が少ないでしょう。モードに振り切るならシルバー、オールラウンダーに使いたいならコーティングデニム、そしてレザーならではの重厚感が欲しいなら本革モデルがおすすめです。
実店舗に足を運べる方は、ぜひスタッフにご相談ください。ネットで購入される方も、メールやチャットでお気軽にお問い合わせいただけます。
在庫があるうちに、ぜひ各アイテムをチェックしてみてください。