Cali Thornhill DeWitt - カリ・ソーンヒル ・ デウィットとは?
まず、彼の生い立ちになりますが、カナダ出身で現在はロサンゼルス拠点に活動するマルチビジュアルアーティストと言われています。
彼は経歴は ©SAINT M××××××(セントマイケル) のデザイナーのみならず、アメリカ出身のラッパー / ソングライター / 音楽プロデューサー / ファッションデザイナーである KANYE WEST(カニエ・ウェスト) のマーチャンダイズデザイナーなどの側面も持ち、現在ではOFF-WHITE(オフ-ホワイト)のデザイナー / LOUIS VUITTON(ルイ・ヴィトン) アーティスティックディレクターを務める Virgil Abloh(ヴァージル・アブロー) へ作品提供するなど様々なシーンで活躍しています。
彼が主宰する音楽レーベル
LAのローカル・バンドを積極的にピックアップするレーベル「Teenage Teardrops」オーナーであり、音楽シーンにも欠かせないクリエイターでもあり、マルチに活躍されています。
下記は過去にTeenage Teardropsよりリリースされたアルバムの一部です。
1枚目:アーティスト名 CRAZY BAND アルバム名 LIVE FROM PRISON 2枚目:アーティスト名 TRIUMPH OF LETHARGY SKINNED ALIVE TO DEATH アルバム名 BIRD SONGS
アーティスト「KANYE WEST(カニエ・ウェスト)」と展開した話題のアパレルライン!?
また、2016年頃にKANYE WEST(カニエ・ウェスト)がリリースしたアルバム「The Life of Pablo」のアパレル・コレクションを手がけていた事でも有名です。
当時(2016年)は世界20都市程でポップアップストアを出店しており、ポップアップ中は長蛇の列で、2日間で1億円以上を売り上げたりと凄く話題になっておりました。
当時にはこのTシャツを真似してコピーなども出回ったりもしていました。。。
僕もその頃、喉から手が出る程、なんとしてでも手に入れたかったのを鮮明に覚えています。。。笑
・下記が当時のPOPUPの様子と展開していたアパレルラインのアイテムになります。
当初はストリーミングでしか提供されなかった「The Life of Pablo」ですが、それにも関わらず全米アルバムチャートでは初登場1位を獲得。
ストリーミングのみで1位と全米に衝撃を与えたアルバムとしても有名ですね。
Brendan Fowlerとのブランド「SOME WARE - サム・ウェア」
主宰しているブランドは©SAINT M××××××(セントマイケル)ではなく、LA在住のマルチ・アーティストBrendan Fowler(ブレンダン・ファウラー)とによって生まれたパーティー&レコードレーベル(ブランド)「SOME WARE - サム・ウェア」も主宰しております。
また、SOME WARE(サム・ウェア)はパリでのコレクションデビューもしており、ロサンゼルスのポップアップで大きなバズを生み出したとも言われています。
2017年には東京でも、あるショップ様がSOME WARE(サム・ウェア)のインストアパーティーを開催していましたね。
・コンセプト 開催されるパーティー、リリースされるTシャツそしてミックスやレコードすべてにカタログナンバーが付けられる。 音楽と言葉とアートがベースとなっているBrendan Fowler(ブレンダン・ファウラー)とCali Thornhill DeWitt(カリ・ソーンヒル ・ デウィット)のエネルギーの融合により、友人たちと多種多様なコラボレーションをしていく自由な発表の場である。
・下記は2018SSコレクションの写真になります。
様々なアーティストとのコラボレーション
上記の時点でマルチなのは、かなり伝わるかと思いますが、音楽関係、SOME WARE、©SAINT M××××××、だけではございません!
SOCIETY(ソサエティ)というコラボレーションブランドも過去に展開もされております。
SOCIETYはCali Thornhill DeWitt(カリ・ソーンヒル ・ デウィット)所属するアーティスト集団「WSSF」、東京にあるBig Love Recordsの「平田春果氏」、ファッション・グラフィックデザイナー「倉石一樹氏」という、アート、カルチャー、ファッションシーン注目され信頼を持つ4人のコラボレーションブランドです。
©SAINT M××××××を発表するまででも凄いキャリアと実力が伝わってきます。。。
・下記はBig Love Records「平田春果氏」/ ファッション・グラフィックデザイナー「倉石一樹氏」
世界中での個展を含め、幅広く制作活動・展覧会を開催
現在まで日本では何度か個展を開催しており、近年でも2015年、2017年、2020年と3度も開催したりとアート面でも世界で活躍しております。
個人的に印象に残っているのは、東京GALLERY COMMONにて開催された2020年のソロエキシビジョン「TOKYO OLYMPICS」が凄く頭に残っています。
2020年の個展では下記の「プラスチック・サイン・シリーズ」や「キャンバス、ネオシルク」など名作が多数並びました。
展示物には以前からCali Thornhill DeWitt(カリ・ソーンヒル ・ デウィット)のモチーフとして度々登場する「花」や「地球」に加えて、地球全体を及ぶ「パンデミック現象」や「レイシズム」など現在進行形で続く課題への問題意識を喚起させるような作品も発表されていました。
ポップアップのアートディレクションには長年親交のあるCali Thornhill DeWitt(カリ・ソーンヒル ・ デウィット)と長年親交のあるKIRIを招きいれ、特別にセレクトした映像と音楽を75 個のモニターに映し出し、特別な世界観を演出し凄く迫力のある個展になったと言われています。
この個展では©SAINT M××××××(セントマイケル)より「TOKYO OLYMPICS」限定のスペシャルアイテムを販売されていましたね。
下記は開催された個展の作品と当時発売されていた©SAINT M××××××(セントマイケル)の限定アイテムになります。
もう1人のデザイナー細川雄太氏との出会い
そして、この個展の少し前2019年7月に ©SAINT M××××××(セントマイケル) のもう1人のデザイナー細川雄太氏(READYMADE)とある知人の紹介により2人は出会いました。
両デザイナー共に彼と一緒に単発ではなく、継続した共同のプロジェクトしたいと出会った2019年7月に話し合い、細川雄太氏が「一点物のようなヴィンテージスタイルでブランドを始めたいな」という言葉から©SAINT M××××××(セントマイケル) がスタートしたそうです。
ご存知の方も多いかと思いますが、今は英語の綴を変更し「©SAINT M××××××」となっており、一番最初の2020-21AWコレクションでは「SAINT MICHAEL」として発表しておりました。
最後に「©SAINT M×××××× - セントマイケル」の名前の由来が面白かったので、是非皆さんにもご紹介させて頂きますね!笑
Cali Thornhill DeWitt(カリ・ソーンヒル ・ デウィット)の本名がMichaelで、色々名前を文字っていったらミカエルっていう神様とマイケルのスペルが一緒でブランドネームが「SAINT MICHAEL」になったそうです。
立ち上げ当初の2020-21AWコレクションでは、ジーザスなどキリスト教関連のアイテムが多かったのはご存知でしたか!?
名前の「SAINT MICHAEL」からミカエルをテーマにして、2020-21AWコレクションのようなデザイン内容になったそうです!
今回ご紹介させて頂いた「Cali Thornhill DeWitt - カリ・ソーンヒル ・ デウィット」はアーティスト / アート / ディレクター / デザイナー、「細川雄太氏」はREADYMADEなど両デザイナー共に幅広くマルチに活躍しているのでこれからも©SAINT M××××××のみではなく、彼ら自身の動きに目が離せませんね!
今回のブログで初めてブランドを知られた方は、デザイナー自身の経歴なども面白いので是非チェックしてみてください!